11月14日、第2回外国語教育研究部会研修会を開催しました。今回は、文部科学省のYoutubeチャンネルmextchannelより、「小学校 外国語 言語活動を通して、「話すこと[発表]」における資質・能力を高める~個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実を図りながら~」の動画を視聴して、グループ協議や全体共有を行いました。グループ協議では、目的や場面、状況の設定の大切さや、教師やALTの役割を明確にすることの大切さ、児童生徒の発話の量をしっかりと確保する活動の工夫等について活発な意見が交わされました。

後半は、富山大学大学院教職実践開発研究科 教授 岡 﨑 浩 幸 先生 より、グループ協議で出た内容や「話すことの指導」についてご講話いただきました。岡﨑先生からは、児童生徒が意欲的に話す活動に取り組んでいる実践事例や、スモールトークのポイントについて実際にペアで会話をしながら確認し、指導上の留意点について分かりやすく教えていただきました。

参加者の先生方からは、「45分の授業中にできれば5回の会話をさせるようにを心がけていきたいと思います。ペアトークだけでなく3人グループでの会話もやってみようと思いました。」や「子どもたちの対話の記録のようなもの(ワークシート)が、弊害になってしまっていることを身をもって体験することができました。話す目的が明確となり、相手がいて、自分の伝えたいことをもっていれば、あとは挑戦していくのみなので、そこから教師としての支援の在り方を考えていきたいと思います。」等の感想がありました。

今後の児童生徒への指導に役立て、「話すこと」の指導の充実につなげていきたいと思います。