7月31日に入善まちなか交流施設うるおい館で、日本ペップトーク普及協会 専務理事 浦上 大輔 先生をお招きし、「子どもたちのやる気を引き出す言葉の力 ペップトーク」と題して生徒指導に関する講演会を行いました。ペップトークとは、もともとアメリカでスポーツ前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味があります。大人(指導者)の言葉かけが変わることによって少年野球のパフォーマンスが劇的に変わったという事例を示していただきながら、ペップトークの4ステップ(受容→承認→行動→激励)をグループワークで体験しました。参加された先生方には、4人で「ピアノの先生」や「サッカーのコーチ」と子供役にわかれて相手を励ますロールプレイを通して、ペップトークを実践しました。参加された先生方からは、「ネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換えることが意外とできていない自分に驚いた」「大人が変われば、子供も変わるということに気付かされた」など、今までの自分をじっくり振り返る機会になったという感想が多くありました。相手をやる気にさせる言葉をかけるには、まず自分が元気であるべき、自分のことを応援できる自分でいることの大切さを学ばせていただきました。講演会に参加した先生方を中心として、ご家庭で、職員室で、教室でペップトークが広がると「いいね!!」と感じています。